敬老の日・お月見

9月の第3月曜日は「敬老の日」
もとは聖徳太子が四天王寺に、身寄りのないお年寄りや、病気の人を助ける施設を設けた日といわれます。
その日が9月15日。
1951年に「としよりの日」とされ、2003年からこの祝日が9月の第3月曜日に変更されました。

さて、旧暦の8月15日は「中秋の名月」
すすきや丸いお団子を供えるこの風習も古き中国から伝来したものです。
平安貴族の遊びにうけつがれ、やがて江戸になるとふつうの人たちも月見をするようになりました。
収穫されたばかりのサトイモ、サツマイモ、栗やお団子を、ススキをそえてかざります。
それで芋名月ともいうのですね。

話は戻りますが、今年の敬老の日の月齢は「1」
かぼそい三日月がみえるでしょうか。月明かりがないこの晩は、逆に星を楽しむチャンスです。
歳時記カレンダーには、玄鳥去(げんちょうさる)といって、毎年この頃になるとツバメが南の方へ去っていくそうです。
今年生まれたヒナ鳥にガンバレ~~!とエールを送りたいですね。

※八月十五日と書いて「なかあき」と読む苗字がある。