絵画・造形教室 第38回「みんなで楽しい空間づくり!」

絵画・造形教室

第38回
8月16日
テーマ「みんなで楽しい空間づくり!」
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ダンボールを使っての工作です。教室のこどもたちも経験のない自分よりもずっと大きな立体工作、みんなのワクワクが伝わってきます。モニターではダンボールでつくられたサイや恐竜、かわいい人形などの他、アメリカ、メキシコ、スペイン、ニュージーランドなどのユニークな建築をみんなで鑑賞。日常目にする建物とは違い、フンデルト・ヴァッサーハウスや岩の家などにはこどもたちを引きつけるものがあるようです。

今回は共同制作、いつもの授業のような自分だけのイメージではまとまりません。そこで何をつくるかをみんなで相談、園児と小学生が一緒になって意見をまとめて作品タイトルが決まります。数多くの提案の中から一回目のチームは電車案とロボット案を合体した「電車ロボット」、二回目チームはぞうさん案と飛行機案で「ぞうさん飛行機」、結局この二つをつくることになりました。それぞれのチームのまとめ役は最年長の園児と小学生、みんなの協調性が十分に発揮され感心です。たたまれたダンボールを開いて組み立てる係、それを積んでいく係。ある程度積み上がった段階で、みんなで下がって、ちょっと前へ、右へ左へと声を出し合い全体のバランスをみながら修正、位置の決まったダンボールをテープでしっかりと貼り合わせていきます。ロボットの顔をつくる者、電車に見立てた足をつくる者、ぞうさんの顔や耳をつくる者、長い鼻や背中にくっ付ける羽をつくる者とみんなで協力しあい、ロボット電車は天井にくっつき、ぞうさん飛行機は背中に乗れる立派な大きな立体工作ができました。しかしまぁ、最初から最後までワーワーキャアーキャアーとこんなに喜ぶとはビックリでした。

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