絵画・造形教室 第42回「お正月飾りをつくる!」

絵画・造形教室

第42回
12月20日  
テーマ「お正月飾りをつくる!」
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昨年に引き続きお正月飾りの制作です。今回のメイン飾りは鯛!そう、目出たいの「鯛」です。モニターではお飾りに使われている色々な物を観ていきます。稲穂やそれで編んだ注連縄(しめなわ)、そこにはさみ込んだギザギザ稲妻型の紙垂(しで)、橙ミカン、シダの一種のウラジロ、こんぶや水引など色々と意味のある物が使われてお飾りになっています。横綱のまわしにも腰にしっかりと注連縄(しめなわ)が巻かれていてみんなの関心を集めたようです。

まずは紙粘土で鯛をつくります。途中、魚の鱗や尾びれ、背びれ、胸びれ、腹びれなどの曲がったり止まったりする役割、機能を説明しながら形が出来上がったら赤の絵具で全体を塗り込みます。それから鱗状に切った厚紙にも色付けし、その鱗を鯛の胴体に差し込んでいきます。その後は紅白の紙で紙垂(しで)づくり、それから松、稲穂、榊、橘、千両、水引などを組み込んで完成です。粘土をこねて形をつくり、色塗りし、紙を切ったり貼ったり結んだり、全体を組み上げたりで行程の多い作業でしたが、個性的な鯛をメインにどこにもない立派なお飾りができました。今年の絵画造形教室も無事終了。みんなありがとう!

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