第37回
6月21日
テーマ「折り紙で七夕飾り!」
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来月7月7日は七夕です。その七夕飾りに吊るすお星様を折り紙でつくってみます。折り紙といえば日本の伝統的な遊びの一種で皆さんも何種か折ることができるのではないでしょうか。いまだに海外では人前で折り紙を披露すると「正方形の紙からなんであんな形ができるのか?」とその器用さに驚かれるようです。幼児教育の世界でも「巧緻性」をテーマとして採り入れられていますね。その折り紙ですが、こどもたちに訊いてみると鶴や兜は折ったことがあるようですが他はあまり経験がないとのこと。こどもたちの周りには趣味としてやっている達人が何人かいるようです。
今回折る数種類の星もこどもたちにとっては初めての経験で、最初は先生方に教わりながら、園児たちも折って開いて折り目にあわせてまた折ってと繰り返し、失敗しては繰り返して習得していきます。小学生たちがチャレンジした立体五角形星や十字星も低学年には難しいのですが、これも何度も何度も複雑なパーツづくりを繰り返し一人一人がつくれるようになりました。与えられたテーマに対し、自分のイメージを構築する能力育てには、このような既存の伝統遊びの習得も大切です。