絵画・造形教室 第54回「自分の宝物を描く!」

絵画・造形教室

第54回
1月15日
テーマ「自分の宝物を描く!」
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2017年も明け、最初の授業です。みんなはどんなお正月を過ごしたのかな?一年の計は元旦にあり!といわれるけれど、こどもたちはなにを願ったのでしょう。今回のテーマは「宝物」。願い事と似ているようでちょっと違うそのニュアンスを意識しながら自分の宝物をさがしてもらいます。モニターではピカソが9歳と11歳の時に描いたお宝絵や、日本の昔の宝物のひとつ「勾玉(まがたま)」の形や材質についても学んだけれど、それよりも大切なことがあるよね。そう、自分(こども)たちの夢や思いだよね。私が少年のころからずっと覚えている大伴家持の歌をみんなの前で思わず一句、「銀(しろがね)も/金(こがね)も玉も/なにせむに/まされる宝/子にしかめやも」。

描いた絵のタイトルは「不思議なオメダイ」、「ペンギンの人形と金魚」、「コロボックル」、「自然/さくら」、「クスノキ」、「このちゃん(妹)」、「くわがた、かぶと」、「電車」など。まだ授業参加が数回の園児たちも、驚くほどに独特な表現ができるようになってきました。