絵画・造形教室 第21回「音楽を聴いて感じてイメージしよう!」

第21回
2014年1月19日
テーマ「音楽を聴いて感じてイメージしよう!」
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音楽を聴いて感じて絵を描く。私自身、長年にわたりイメージ系音楽をビジュアル化するクリエイティヴにも携わってきましたから、その難しさは理解しているつもりです。まさに「絵を聴き音を描く」世界を、用意した音楽を聴いてこどもたちがどのように感じ、表現するのか楽しみです。

音楽を絵に表現した作家で有名なのはパウル・クレー。有名な「パルナッソス山」の絵を観て説明してもこどもたちはたいして興味を持ちません。絵に意図された音楽的エッセンスを理解するのは今は難しいかも知れませんが、何年後かになるほどと気付くきっかけがあるでしょう。音楽や絵に限らず増々異種コンプレックスからヒントを得る事が大切な時代になってきました。生物科学や機械工学などのコラボは、形態模倣などを筆頭に当たり前のようになってきつつあるようです。その他ダリやポロックの絵を観た後にいよいよ音楽の鑑賞です。聴かせた音楽はあえて複数、クラシックやジャズ、ボサノバなど。自分の気に入った音楽のイメージを決めて絵を描いていきます。面白かったのはジャズに興味を示したこどもが思った以上に多かったこと。スタン・ゲッツを聴いて描いた「踊る街角」、「ローマの夜の街景色」、「夜のビル街」など都会を連想する具象的な解釈や、他の音楽では「頭の中のモヤモヤ」、「音楽の飾り」、「ダンス」、「おばけ」など。当初思っていた難しいのではないか?なんて疑問は稀有に終わってしまいました。まだ幼少なのに音楽と絵の関係をこのように自己解釈、表現出来る事にうれしくなってしまいました。

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