第51回
10月16日
テーマ「音楽と一緒に絵を描く!」
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久しぶりの共作です。以前の授業で音楽を聴いて感じたイメージを絵にしたことがありましたが、今回は音楽と一緒になって絵を描いてもらいます。そう、アクション・ペインティング・アーチストになってもらうのです。音楽と絵画といえばパウル・クレーははずせませんね。しかしながら今回は音楽に感応して体を動かし、ダンスダンスで描くのでもっと激しい絵柄に期待です。クレーの後はアクション・ペインティング画法の代表者、ジャクソン・ポロックの絵を鑑賞。無意識なイメージの表現者としての絵は独特の強烈さを放ちます。そしてもう一人、日本のアクション・ペインティングの第一人者、ノリト西村のステージ写真です。ピアニストやDJなどのミュージシャンの音楽に感応し体を動かしながら、大キャンバスに描いていく様は圧巻です。そんな絵を観たこどもたち、「ひょっとしてこれはいけるぞ !!」と自信を持ったのではないでしょうか。
まずは画用紙を張り合わせ約3m四方の大きなキャンバスをつくります。裸足でキャンバスの上に乗り、リズミカルな音楽にあわせてみんなでダンスダンスダンス。いよいよ本番、ステージの幕が開きました。筆を持って手を挙げ腰を振り、音楽にあわせて大胆に絵具をぶつけます。時間とともに体の動きも最高潮。休憩をはさみ最後の仕上げはドリッピング、みんなで絵具を音楽にあわせてピシピシ滴らせて終了です。普段このようなことはなかなか体験できないこともあり、ノリノリの最高のパフォーマンス・アートが完成しました。
※楽しく聴いた音楽の一部をご紹介。
タンゴ/津軽三味線/アフリカの民謡/魔笛(夜の女王アリア第2幕)/マイケル・ジャクソン/レディ・ガガ/ボブ・ディランetc.