絵画・造形教室 第63回「喜怒哀楽仮面をつくる!」

絵画・造形教室

第63回
11月19日
テーマ「喜怒哀楽仮面をつくる!」
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人間は感情の動物です。よろこび、いかり、かなしみ、たのしみ。良いときもあれば悪いときもある、まさに人生色々、喜怒哀楽。なーんて大人のつまらないボヤキはこどもたちには通用しません。怒りや悲しみよりも、喜びや楽しみのほうが大きく強くイキイキしています。モニターを観ながら喜怒哀楽の意味、感情や表情を学びます。四つの感情と表情を自分達の日常に置き換えながら考え、理解できたようです。

制作する仮面は立体の四面それぞれに喜・怒・哀・楽を表現します。怖い「なまはげ」や「トラ」、「ライオン」、「歌舞伎の隈取(くまどり)」、「怒りのイルカ」、そして悲しみの「ピエロ」や「ウサギ」、喜びの「犬」や「猫」、「人の顔」などを描いた表情に、採取した葉っぱや小枝、毛糸やテープなどを加えながら完成しました。適度な位置に穴をあけ、頭にかぶった立体をクルックルッと回していけば、四面表情変化、喜怒哀楽仮面が完成しました。

自分の表情は大切です。「他人に不機嫌な顔を見せる人は、自分のことしか考えていない。機嫌よくしていないと会う人に悪いし、礼儀だと思う」と言った作家がいましたけれど、なるほどなぁと納得です。喜楽でいきましょう!